らぁめん廣（群馬県太田市）

学生時代の夜遊びのお供と言えばラーメン日本一でした。そんなラーメン日本一が火事で焼失し、移転したと知ったのがつい最近。遅っ。新たな店舗でオープンしてから12年以上経ってましたw懐かしの味に触れるべく気合いいれて4時に起床し、宇都宮の安住神社へソロツーの帰りに寄り道。田舎の住宅街に入り込んだ一角にひっそりと発見。12時前に入店。先客は1名。

新装開店から10年以上経ち、昔の日本一のような汚れ具合になってきた店内を見渡す。うん、いい感じ。すげぇ年期が入ってきた。でも日本一時代にあった汚い畳の座敷はもうないw席数はテーブル2つとカウンターで20あるかないか。

懐かしのネギチャーシューメンをオーダーしていく。店主は相変わらずの寡黙な人。

10分程度で店主が無言でカウンター上に着丼。懐かしの特大れんげにまたお目にかかる。ネギもしっかりのっているが最近ラーショに慣れすぎたせいでクマノテのような味付けがなさそうなのは一目瞭然。まずは、スープを一口・・・・・・・

んーーー、なんか違う。自分の記憶が間違っているのか、どう考えてもカツオ出汁が効きすぎ。こんな濃厚魚介豚骨スープではなかったはず。スープの色も記憶にある以上に黒い。こんなだったっけ？もっと黄色い感じがしたが。それにしてもスープは濃い。濃い味好きにはもってこいですね。

麺は中太麺でこちらは記憶通り。ただ最近はやはり硬めが好みのため少し柔らかさを感じます。でもしっかりした歯応えでおいしい。

具材はネギ、薄切りチャーシュー、キャベツとうずらの卵と海苔です。うすらは初見。チャーシューはバラネギチャーシューメンにすればよかったな。燻製のような味強めで硬め。ネギはラーショのような味付けはないものの変なくせや臭いもなくさっぱりしゃきしゃき食べられて濃いスープによく合います。

豚骨臭さやそこに集う漢臭さも少し影を潜めていた感じがします。オレの記憶違い？

昔の日本一の思い出を心の奥底にそっとしまって鍵をかけ、その場を無言で後にしましたwww